バイナリーオプションの良い点・悪い点

外為バイナリーオプションは危険?メリット・デメリットから考える

バイナリーオプションとは外為における二者択一の取引方法です。為替のレートが上がるか下がるかを予想して、勝てば約2倍の利益、負けるとゼロになるという分かりやすい方法で人気がある取引手法になっています。

メリットとしてバイナリーオプションのルールはシンプルで分かりやすく、同時に取引金額はごく小額から始められる事もあり、また、負けても掛け金以上の損失はでない事から、特に取引初心者には人気の取引手法なのです。

しかし、デメリットについてはあまり語られる事は少ないように思います。シンプルで分かりやすいルールなのですが、「必ずしも簡単に利益を出せる」ワケではないという事です。当然、為替レートの分析・戦略を立てない事には利益は生み出せません。また、バイナリーオプションは二者択一の取引方法とお話しましたが、勘だけで5割の勝率を上げたとしても利益としては損失を出す事になります。なぜなら、基本的な勝った倍率は2倍なのですが、そこから業者の手数料などを含めた取り分が差し引かれるので、実際に受け取れるは1.8~1.9倍という事になります。ですから、勝率5割でも、結果的に損失出てしまうのです。反対に予想が外れると、基本的に掛け金すべてがゼロになってしまいます。通常の外為の場合なら、損失を出す場合でも「損切り」で損失額を抑えることができますが、バイナリーオプションの場合はそのような損失を抑える方法はありません。また、二者択一の取引ですので、その手法にギャンブル性が高い事が上げられています。

このように、シンプルで分かりやすいルールがメリットのバイナリーオプションですが、一方でデメリットもありました。最近では、特にデメリット部分に焦点が当てられて金融庁から問題視されているようです。

何が問題視されているのでしょうか?最近個人投資家の間で、短期間(最短で5~10分)で値動きを予想する手法が人気なのですが、それが「投機性要素」が強いと見られているからです。現に数日から数週間の期間であれば問題視されることもなかったのですが、どうも期間の短さが問題のようです。短期間で結果が出るという事は、一日で何度も取引が出来るという事もあり、一日で大きな利益を上げることも可能ですが、反対に損失が大きくなる可能性がある部分に問題視をされているのです。近い将来、短期型のバイナリーオプションの規制がされる方向に向かうでしょう。ただし、今回は、法律による規制ではなく、業界団体による自主規制となるようです。

いずれにせよ、バイナリーオプションを取り巻く環境は変わりつつありますが、分析・戦略を立てれば慌てる事もなく、安易な取引に徹しなければ、何も影響するものはないと思います。